狭山湖の堤防南側に二つの廃線跡がある。ひとつは、旧西武山口線、もうひとつは、この旧山口線と道路を挟んだ向かい側に狭山湖建設のための鉄道が走っていた。このもうひとつの廃線跡が一部埋められていた。
廃線跡は平行している道路の一段下にあるのだが、この道路を南に下った突き当たり、県道との交差点部分に歩道を新設するため、埋められていた。
以前、本やネットでこの廃線跡を知り、自転車でここに訪れた時は、はっきりと県道をくぐるトンネルがみえていた。
埋められたのを確認したのは、車で通っただけなので、どこまで埋められて、トンネルが今も見えるかは不明だ。
平行している道路は、歩道が無くまた道幅も片側一車線とはいえ少し狭く、自転車や徒歩では危険を感じる。そこで現在は砂利を敷かれて歩道扱いの廃線跡を行くことになるのだが、整備がされておらずでこぼこで雨が降ればしばらくぬかるんでしまい、ハイキングで歩くにはよいが、自転車では通りづらかった。
自転車や徒歩で、県道沿いの多摩湖自転車道への行き来は安全になり、このまま整備して狭山湖の堤防までつなげてくれれば良いとは思う。だが長年残されてきた子の廃線跡がなくなってしまうのは致し方ないとはいえ少しさびしい感じがする。
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